[ADV]軽井沢誘拐案内 /  (1) ゲーム紹介 ジャケット表面 [ADV]軽井沢誘拐案内 /  (1) ゲーム紹介 タイトル画面

  「ポートピア連続殺人事件」「オホーツクに消ゆ」に続く堀井雄二ミステリー三部作の最後の作品です。「ポートピア」「オホーツク」では刑事となって、殺人事件の犯人を追っていくというストーリーでしたが、今作ではうって変わってカップル(当時はアベックか?)の男性となり、恋人の彼女の妹を探す物語になります。前2作に比べるとコミカルな物語です。

機種: PC-6001mkII / mkIISR / PC-6601 / SR
開発: エニックス
販売: 株式会社 小西六エニックス
発売年: 1985年(9月らしい)
定価: テープ版 4,800円
メディア: カセットテープ 2本組
付属品: 取扱説明書・なぎさちゃんの写真


 「オホーツク」で始まったコマンド選択方式を踏襲して、数字キーによるワンキー入力で行動できるようにしています。また、mkII以降の対応にしていて、SCREEN3の15色モードを利用してカラフルな画面になっています。物語は第1章~第6章まで分かれていますが、章ごとにパスワードを用意して章の最初から遊べるようにしている他、カセットテープへのセーブにも対応していて、途中から再開できるようにもなりました。

 特徴的なのは軽井沢の町などをトップビューのマップ上で移動できるようにしたり、第6章では更にUltimaみたいな簡易ロールプレイングになっています。また、地名を指定して移動する事も可能です。画面上にカーソルを表示・移動させて、該当箇所を調べるように出来たり、いろいろな要素が加わっていて、この後すぐに堀井氏がファミコン版ドラクエに向かうことを考えると、いろいろ実験を試みた作品と言えるのかもしれません。ちなみに、アダルトチックな画面が多かったせいか、家庭用ゲーム機には移植されませんでした。当時の美少女ゲーム本で取り上げられていた気もします。

 管理人がこのソフトを入手したのはこの記事を書く前のつい最近ですが、1987年に修学旅行で札幌に行き、パソコンショップ(丸井今井のハドソンショップ?)で、この軽井沢を買うか、クリスタルソフトのアスピックを買うか悩んだ末、アスピックを買ったという思い出があります。連れ添っていた友達は「軽井沢、エッチじゃね?こっちにしようぜ」と言っていた記憶があります(笑)

 (取扱説明書より)

「もしもし、あっ、あなた? わたしよ、わ・た・し♡」
 恋人・久美子からの電話だった。
「今ね、妹のなぎさと2人で軽井沢の別荘に来てるの。もし、ヒマだったら、
あなたも来ないかなって…。ねぇ、来なさいよ」
 まったく、どこまでお嬢さんなんだろう。こっちの都合など考えちゃいないんだから。といいつつ、気づいたときには、もう、「いく」と返事をしてしまっていた。
「えっ? ホント? うれしいな。じゃあ、ごちそうつくって待ってるわ!
きっとよ」
 高木久美子、20歳。もと社長令嬢。もとといったのは、つい最近、両親を交
通事故で亡くしているためだ。精神的にかなりまいっているようだが、生活の
ほうは遺産やらなにやらあって、お金に困るというようなことはないらしい。
 妹のなぎさちゃんとは、まだ1度も会ったことがない。詳しい話は知らない
が、1年の大半を軽井沢で暮しているということだった。どんな子かは知らな
いけど、久美子の妹だからきっと可愛い子だろう。
 クルマは、関越自動車道を高崎I.C.で抜けR18号に。軽井沢への道をひた走っ
ていた。
 このぶんだと、着くのは夜になりそうだな……。
 しかし、軽井沢を舞台にした誘拐事件に巻きこまれようとは。このとき、ま
だ、あなたは気づいていなかったのだった……

攻略→ 第1章 / 第2章 / 第3章 / 第4章 / 第5章(前編) / 第5章(後編) / 第6章 / 第6章(事実整理)

リンク先はネタバレですので注意してください。

2012/10/01 16:41
ディスク版は存在しないとのことで、記載を削除しました。(ondaさんありがとうございます。)