[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 カセットレーベル

PC-6001シリーズの内の1983年7月1日に発売が開始された「PC-6001mkII」に付属しているプログラム集です。デモンストレーションのようなもので、本体に必ず付属するため、PC-6001mkIIを買った人はこのプログラム集のプログラムを必ずロードしていたんじゃないかと思われます。

機種: PC-6001mkII (PC-6001以外なら動く?)
開発: MCS・東海クリエイト・NEC(間違いがあるかもしれません)
販売: PC-6001mkII本体に付属
発売年: 1983年
定価: 非売品
メディア: カセットテープ 1本組
付属品: 無し

PC-6001mkIIにはこの応用プログラム集の他に取扱説明書・N60m-BASICリファレンス等が付属しますが、応用プログラム集の使い方は取扱説明書に書かれています。1本のテープに6本のプログラムが収められており、A面・B面それぞれ3本ずつが入っていました。

A面… (1)ミュージック デモンストレーション
    (2)ホーム パーティ
    (3)ミュージック コンポーザー
B面… (4)TAPE パソワード
    (5)グラフィック エディタ
    (6)ゲーム


2つの記事に分けて、それぞれのプログラムを紹介してみたいと思います。
この記事ではA面の方を紹介します。

 ミュージック デモンストレーション 

その名の通り、デモンストレーション。山と花の絵が表示された後に、PSGでビバルディの「四季」の「春」が演奏されます。演奏はちゃんと三重和音で本格的です。筆者がコンピュータで始めて音楽を聞いたのもこれだと思いますし、「春」という曲を知ったのもこれのおかげだった気がします。開発はMCSという所のようです。

[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージックデモンストレーション
ロード画面。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージックデモンストレーション
この絵が表示されると、「春」が演奏されます。

 ホーム パーティ 

家庭内でのパーティを想定して、パーティを盛り上げるための小道具的なツール。一枚絵が書かれ、その絵に言葉を追加することができます。更に、音声合成を利用してしゃべらせる事もでき、PC-6001mkIIの音声合成機能をアピールしているプログラムとも言えます。私個人では使うことは一切ありませんでしたが、活用した人はいるのでしょうか(笑)開発はMCS。

[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ホームパーティー
プログラムのロード中。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ホームパーティー
「ハッピー バースディ」か「結婚行進曲」のどちらかを選びます。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ホームパーティー
各メニューで画面上のメッセージや音声合成によるメッセージを入力します。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ホームパーティー
「ハッピー バースディ」の画面。文字を入れてあります。タイトル曲が演奏されます。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ホームパーティー
「結婚行進曲」の画面。結婚行進曲が演奏されます。ワーグナー(だったかな?)作曲のです。

 ミュージック コンポーザー 

PSGの3チャンネルを利用して、曲と歌詞のデータを打ち込んで演奏させるツールです。メインメロディと伴奏2つという風に分けています。曲データの入力はほぼMMLですが、伴奏の方ではコードを入力することもできます。私は当時は音楽の心得が無かったので、取扱説明書に書かれているサンプル曲を打ち込んで演奏させて終わった気がします。これも開発はMCS。MCSについての詳細は一切わかっていません。

[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージック コンポーザー
プログラムデータをロードしながら、使い方を次々と表示させていきます。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージック コンポーザー
使い方1ページ目。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージック コンポーザー
使い方2ページ目。全部で4ページに渡っています。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージック コンポーザー
メニュー画面。作曲や修正や演奏はここから。
[UTL]PC-6001mkII応用プログラム集 / (1)内容紹介その1 ミュージック コンポーザー
曲データを入力している画面。「ばんそう1」の「Am」は「Aマイナー」というコード(和音)ですね。

(2)に続きます。
2013/04/03 22:43追記
タイニーPさんよりMCSは「ミュージック・コミュニケーション・システムズ」が正式名称で、リットーミュージックと関係があったようだとの情報をいただきました。
 例:Oh!FM-7:ミュージックハーモナイザー 3voices(リットーミュージック
   http://www.retropc.net/fm-7/museum/softhouse/rittormusic/810000100.html
 ミュージック・コミュニケーション・システムズが開発して、リットーミュージックが販売していたソフトがいくつかあったようです。タイニーPさんありがとうございます。