2013年06月

[ADV] サラダの国のトマト姫 / (2) ADV 1

「サラダの国のトマト姫」の攻略記事です。ADV1~ADV5まであります。
この記事ではADV1を攻略しています。

主人公であるキュウリ戦士が、サラダ王国の町へと通ずる道にやってきた所から話は始まります。

前後左右に移動するには英語入力の場合、FORWARD・BACK・LEFT・RIGHTと入力しますが、
それぞれF・B・L・Rと省略することができます。ここでは省略形で記載します。
また、コマンドはカナ入力も出来ますが、当面英語入力のみ掲載させていただきます。
(余力があればカナ入力も…)

こちらはADV1のマップです。画像をクリックすると大きく表示されます。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_00マップ


主人公のキャベツ戦士は最初から以下の物を持っています。
 水筒、パン、ロウソク、剣、カセットテープ

 ADV1 

[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_01スタート地点スタート地点。パンプキン王の城下町へもうすぐの所です。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_02倒れているカキ道を進むとカキが倒れています。とても苦しそうで助けを求めています。
話しかけると、何かを欲しがっているようです。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_03切り株カキの倒れている所から右に進むと、切り株が有ります。特に変わった所は無いようです。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_04分かれ道道を進むと分かれ道。左に進むと城下町へ。右に進むと池です。
 LOOK GUIDEPOST
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_05池右の方に進んで池の淵に来ました。美しい池です。さて出会ったカキを助ける為に、水筒を最初から持っているので、水を汲んで持っていってあげましょう。水を汲んだらカキの所へ。
 GET WATER CANTEEN
 B
 B
 GIVE WATER

[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_06カキを助けるカキが元気になりました。話を聞くとトマト姫は王の城に監禁されており、城下町に仲間がいるので詳しい話を聞いて欲しいとの事。これはサラトマの特徴なのですが、話を聴くためには何回もTALKコマンドで話しかける必要が有ります。
 TALK
 TALK
 TALK
 TALK
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_07町の入口城下町の入り口に来ました。いろいろなお店が有るので入ってみる事にします。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_08酒屋酒屋です。中に入るには
 ENTER SHOP
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_09酒屋の中ブドウがお酒を売っています。「サラダ ノ ホマレ」というお酒だそうです。これは小樽の「北の誉」という日本酒のパロディですな。この世界は実は物々交換がルールとして成り立っており、店の物を買うのも物々交換です。ここではパンと交換してお酒を手に入れます。
 BUY SAKE
 BREAD
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_10本屋本屋です。窓と思われる物には一体何が貼ってあるのか。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_11本屋の中本屋の中。ミカンが本を売っています。アンケートを実施しているそうです。ここで買えるものは有りません。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_12弁当屋弁当屋です。看板に見えるように実はおにぎりが主力製品とか?
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_13弁当屋の中弁当屋ではモモが店番をしています。かわいいお姉さんなので「かわいい」と褒めてあげると弁当を貰えます(笑)
 LOOK PEACH
 PRETTY
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_14タバコ屋タバコ屋です。周りのビル?はちゃんと建っているのでしょうか。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_15タバコ屋の中ウメボシバアサンが店番をしています。売ってるタバコは「エイトスター」「ボーロボロ」「ラークラク」「ハードセブン」。タバコはロウソクと交換します。仏壇のロウソクが切れていたそうです。
 BUY TOBACCO
 CANDLE
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_16電気屋電機屋です。都市部だと大手チェーンの電気屋ばかりで、今となってはこういう小さな街の電気屋という感じの電気屋はあまり見かけないかもしれませんね。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_17電気屋の中店番をしているのはクリです。ラジオと乾電池を売っているそうですが、ここで注意。買うのは乾電池の方です。ラジオを買うと先の方で詰まります。交換するのはテープですが、実はこのテープは「デゼニランド」のテープなのでした。
 BUY BATTERY
 TAPE
いただいた乾電池は単一電池・単ニ電池・単三電池の3種類です。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_18古道具屋古道具屋さんです。今風に言うとリサイクルショップでしょうか。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_19古道具屋の中.店番はナシ。バケツ・コップ・傘・洗濯板・長靴が置いてありますが、手に入れるのは傘です。ナシは剣に興味を示しているようなので、剣と交換します。(戦士なのにいいの?)
 BUY UMBRELLA
 SWORD
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_20奉行所へ通じる道奉行所へと通ずる道の傍らにニンニクが休んでいます。喉が乾いていそうなので、水をあげようとすると「一服したい」というのでタバコをあげます。奉行所の中に司令部の者が一人囚われていて、会うと何か教えてくれるかも?と教えてくれます。
 GIVE WATER
 GIVE TOBACCO
 TALK
 TALK
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_21サラダ町奉行所前奉行所の門の前です。「サラダ町奉行所」という看板が有ります。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_22奉行所の中奉行所の中。キャベツ奉行が座っています。奉行は怪しい奴が入ってきたとジロジロ見ています。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_23奉行につまみ出されるそうこうしてる内に、キャベツ奉行は外につまみ出せ!と命令して、奉行所の外に出されてしまいます。ということで別の所から中に入ります。
 ENTER SIDEGATE
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_24母屋の前中に入ることに成功。母屋の前に来ました。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_25壁にポスター母屋の左側へ。壁にポスターが。「あなたはもう三月磨臼を手に入れたか!デゼニランド好評発売中!」ゲーム内自社ゲーム宣伝の走りですな(笑)
 LOOK POSTER
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_26納屋更に進むと納屋に出ます。扉にカンヌキがかかっていますが、動きそうです。
 MOVE PAR
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_27納屋のカンヌキを外すカンヌキを外す事が出来ました。扉を開けましょう。
 OPEN DOOR
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_28納屋の扉を開ける扉が開きました。中に入りましょう。
 ENTER
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_29納屋の中納屋の中に入ると、何やら箱が有りました。蓋を開けてみましょう。
 OPEN BOX
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_30箱を開ける.中には手形が入っていました。何かに使えそうなので取っておきます。
 GET TEGATA
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_31壁にポスター2戻って母屋の右側へ。またもや壁にポスターが。「まだまだ先は長い 頑張ろう!」
 LOOK POSTER
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_32牢屋の横何やら建物の横です。窓らしき物が見当たりません。
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_33牢屋の前建物の前です。扉にカギがかかっていないようなので開けます。
 OPEN DOOR
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_34牢屋の扉を開ける扉が開きました。中に入ります。
 ENTER
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_35牢屋の中ここは牢屋でした。ニンニクが捕らえられています。カンヌキはとても外せそうにありません。ニンニクと話すと、食べ物が欲しいということなので弁当を与えます。するとニンニクは合言葉を教えてくれます。
 TALK
 GIVE LUNCH
 TALK
 TALK
[ADV]サラダの国のトマト姫/(2) ADV1_36本屋の奥へ街に戻ってアンケートを実施しているという本屋へ。アンケートに答えるにはアンケートが必要です。答えると、本棚がずれて通路が現れました。
 TALK
 (合言葉)
 F

 ADV2へ 

ADV2へ。

[ADV] サラダの国のトマト姫 / (1) ゲーム紹介

[ADV]サラダの国のトマト姫/(1) ゲーム紹介_01ジャケット[ADV]サラダの国のトマト姫/(1) ゲーム紹介_02タイトル画面

「デゼニランド」に続くハドソンのアドベンチャーゲーム第2弾。竹・中コンビこと竹部隆司氏・中本伸一氏による作品です。自身はキュウリ王子となり、誘拐されたトマト姫を救い出して、カボチャ大王に支配されたサラダ王国を解放するストーリーです。「デゼニランド」とは打って変わってファンタジーを舞台にする一方、タイトルからもわかるように野菜を擬人化し、ユーモラスに描いた作品となっています。”サラトマ”の愛称で親しまれ、こちらもヒット作となりました。後年、ファミコンにも移植されました。ファミコン版は2013年6月現在、Wiiや3DSのバーチャルコンソールでプレイ可能です。

機種: PC-6001mkII / mkIISR / PC-6601 / SR
開発: ハドソンソフト
販売: ハドソンソフト
発売年: 1984年
定価: テープ版 4,800円
メディア: カセットテープ 3本組
付属品: ガイドブック・PC-6001mkIIユーザーの方へ (※PC-6001mkII用テープ版の付属品です。)


「デゼニランド」と同様に「動詞 名詞」のコマンド入力方式でゲームを進めますが、特徴的なのは入力するコマンドが英語のみだったのが、本作ではカナ入力も可能になった所です。例えば、新しい場面に来た所でまず入力するコマンドは「LOOK」ですが、これを「ミル」と日本語で入力しても受け付けてくれるようになりました。たぶん、デゼニランドでのコマンド入力が「難しい!」とメーカーに伝わり、それを反映させたのだろうと思われます。前作よりは取っ付き易いとはいえ、現在にしてみればやはり難解であることには変わりないでしょう。

英語入力
[ADV]サラダの国のトマト姫/(1) ゲーム紹介_03英語入力

カナ入力
[ADV]サラダの国のトマト姫/(1) ゲーム紹介_04カナ入力

ゲーム中に出てくる登場人物(野菜)達は、ちゃんと性格付けがされておりユーモラスに描かれています。コミカルタッチで楽しい雰囲気を狙ったものだと思われます。雑誌「ログイン」1984年11月号の記事「ソフトハウスはいま―――(9) HUDSON SOFT ”野菜たちと私”」によると、

 「ただし、息苦しいファンタジーだけは作りたくなかった。別に、中世の英雄譚といってもピンと来ないでしょ、僕ら」(竹部氏)
 「シリアスタッチのシナリオだと、プレイヤーが、ゲーム中の登場人物により多くの対応を求めてしまう傾向があるんです。でも、今のパソコンに人間レベルの会話を求めるのは無理でしょ」(中本氏)

とあります。意識的にコミカルな路線を狙っていたのを窺い知れます。ちなみに、この記事は竹部氏がスイカ、中本氏が大根をかじっているという、ぱっと見だとよくわからない写真が大きく載ってるので、ログインを見れる環境に有る方は探してみると面白いと思います(笑)

ハドソンの作品なのですが、管理人は当時これを購入しませんでした。たぶん「野菜」「コミカル」というのが自分に合わないだろうと思っていたのではないかと思われます。1年ほど前に某方から「サラトマ」の永久貸与を受け、最近になってプレイし始めました。この記事を書いている時にはまだクリアしてません(汗)


(ガイドブックよりストーリーの抜粋)

 それは人類が2本足で立てるようになるより、はるか昔、大昔のことでした。この地球からずっと離れた銀河系の反対側にわたしたちの星とよく似た星がありました。この星にはサラダ王国という小さな王国があり、国民はキュウリ、ジャガイモ、ピーマン、ニンジンなどの野菜ばかりで、みんな仲よく毎日楽しく暮らしていました。
 サラダ王国の王様はオニオン王といい、多くの国民から慕われていました。ヤオヤ族やノーミン族といった外敵を征服して王国の平和を守り抜いたのです。
 その一方、これを面白く思っていない者がいました。カボチャ族のパンプキングでした。パンプキングはいつか自分も王になりたいと思っていました。
 ついにパンプキングを中心にカボチャ族は王宮に押し入り、クーデターを決行しました。パンプキングは王国の全権を掌握し、自身をカボチャ大王と名乗り、オニオン王を「スープ・ド・オニオン」の刑に処し、娘を追放しました。
 娘であるトマト姫を中心に反乱軍が結成され、国王軍との内戦が勃発。戦いは膠着状態でしたが、カボチャ大王はトマト姫を誘拐し、反乱軍を一気に壊滅させるために、姫の命と引き換えに全面降伏を反乱軍に迫りました。
 多くの反乱軍兵士がトマト姫の救出に向かいましたが、助けることはかないませんでした。
 そんな時、諸国を旅するキュウリ戦士がこの国に立ち寄りました。事情を聞いたキュウリ戦士は反乱軍のためにトマト姫を救出することにしたのです。


攻略→ ADV 1 / ADV 2 / ADV 3 / ADV 4 / ADV 5

当然ながらネタバレしまくってるので注意
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[PZL] Lode Runner / (3) LEVEL002/003

この記事はPC-6001用(テープ版)Lode Runnerの攻略記事です。
LEVEL 002 及び LEVEL 003 を扱っています。

 LEVEL 002 

第2面です。レンガとは他に、白い床が現れました。これは取扱説明書には岩と書いてあり、穴を掘ることが出来ません。注意しましょう。

ゲーム開始画面。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_01LEVEL002初期画面

注目するのは一番左下の所のレンガの中にある金塊の取り方です。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_03LEVEL002注意点その1

普通の移動では金塊を取ることができませんが、レーザードリルで穴を掘り進める事で金塊の所にたどり着くことができます。まず、金塊の2段上の所で2箇所連続して穴を掘ります。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_04LEVEL002注意点その2

開いた穴の所に降りてまた1つ穴を掘ります。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_04LEVEL002注意点その3

すると、金塊の所にたどり着く事ができるので、金塊を取ります。脱出するにはまた1箇所に穴を掘って下に下ります。下に番兵がいないことに注意しましょう。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_06LEVEL002注意点その4

[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_02LEVEL002梯子出没
すべての金塊を取ると、一番右側の梯子が繋がるようになります。登り切るとクリアです。

 LEVEL 003 

第3面。難しい面ではありませんが、1つ気になるとすれば一番右側辺りにある金塊でしょうか。バーを伝って金塊の所に進みますので、誤って降りないように注意しましょう。最初に右側に向かって進んでいくと、番兵たちが左下を目指そうとするので、比較的かわしやすいかなと思います。
[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_07LEVEL003初期画面


[PZL]ロードランナー / (3)LEVEL002/003_08LEVEL003梯子出没
金塊を取ると右上に梯子が出没します。梯子に至るまでの岩の所は穴を掘れないので注意しましょう。

[RPG] アスピック / (2) 発売から27年経って知った事

(1)ゲーム紹介からの続きです。

「アスピック」はカセットテープ1本にプログラム・データが収録されており、ゲームをプレイするにはテープA面のデータを全てロードします。B面にはエンディングのデータが入っており、エンディングを迎える際にはこちらのデータを読みこむようになっています。

 2つのバージョン 

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_01 2本のテープ

実は管理人が譲り受けたアスピックにはテープが2本有ります。譲り受けた方から詳しく話を聞くと、発売されてすぐに購入し、ユーザー登録の葉書をクリスタルソフトに送付しておいた所、クリスタルソフトからバグを修正したバージョンが送られてきたとの事でした。さすがに昔の話なので記憶が不確かですが、購入してから2週間~1ヶ月程度でこのテープが送られてきたようです。一緒にお詫び・送付案内も有っただろうと思うのですが、そちらは残っていないようです。残念。
2013/11/09
送付案内の文書を拝見することが出来たので、新しく記事にしました。


ちなみにバグとはゲーム中盤でワープゾーンに入ると、海の中の孤島に飛ばされ脱出不能になるというものだそうです。

このブログでは当初版・バグ修正版と便宜的に記載します。両方のカセットテープのレーベルは同じで区別できません。カセットテープの天板の録音防止のツメがある真ん中の所に「NEX~」とシリアル番号らしき物があります。唯一の違いはここだと思われるのですが、「アスピック」を持っている他の方のシリアル番号を比較しても、法則性が現状では不明です。もっとサンプルが集まれば何かわかるかもしれません。

左が当初版、右がバグ修正版のカセットテープのA面です。区別が有りません。
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_02当初版テープA面[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_03バグ修正版テープA面

管理人は両方をエミュレータで遊べるようにイメージ化、バイナリを比較した所、確かに差異が見受けられました。更に他の方のご協力をいただいて、少し解析してもらいました。そこから得られた結論はマスターから製品版を作る際に何か手違いが生じ、発売開始前後に手違いに気付いたので、バグ修正版を送付したのではないかという物です。あくまでも予想であり、事実は違うかもしれません。まあ、真相はわからないままでいいでしょう(笑)たぶん、このバグ修正版がユーザーに送付されると同時に、市場に出回るパッケージのテープも差し替えられたと思われます。

ちなみに同じクリスタルソフトのテキストアドベンチャーゲーム「聖なる剣」も、当初発売された版はバグ有りで、後に修正版になっているのだそうです。(月刊マイコン1983年9月号にお知らせが載っているとの事)そういえば、管理人が所持しているデービーソフトのフラッピーもクリア不可能な面が有り、後から修正されたバージョンが発売されています。人間が作るんだから仕方ない(笑)

 パッケージの違い 

上記の2つのバージョンの話から進展して、更にパッケージにまで違いがあるという事が分かりました。現時点で確認されているパッケージは3種類あります。

(1) 当初版・バグ修正版

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_04パッケージ(1)

当初版及びバグ修正版のパッケージ画像です。一番下の青い部分は帯になっていて、別の紙になっています。両側は貼り付けられています。裏面のゲーム画面は全てPC-6001mkII版の画面ですね。

(2) FM77AV版の追加

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_05パッケージ(2)

FM77AV版(価格6,800円)が1986年11月に発売された時に、差し替わったであろうと思われるパッケージです。表面は変わっていませんが、裏面に変更があります。

・ゲーム画面5つの内の3つがFM77AVの画面に差し替わり、また画面の下に「PC-6001mkII用画面」「FM-77AV用画面」と赤書きされています。

・裏面左側の真ん中辺りに、アスピックの3つの特徴が書かれています。その3番目の項目が、
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_06パッケージ(1)と(2)の差異
 と変更されています。これは、FM77AV版と共通のパッケージにするに辺り、FM77AV版はディスクからの読み込みであるため、文面を変えたのでしょうかね。

・裏面真ん中の下辺りに「このソフトウェアは、ユーザーのみなさまより寄せられた、数千通のご意見、ご希望を基に設計し製作したプログラムです。」という文面があるのですが、これが(1)と比べると文字の大きさが小さくなっています。

・背表紙の部分、タイトルの下が「by T.KONO」から「by T.KONO & Y.ITAKURA」と変更されています。Y.ITAKURAは板倉由次氏ではないかと予想していますが、確たる証拠は有りません。板倉由次氏はクリスタルソフトで「Mr.プロ野球」を開発などをしていた後、独立して日本クリエイトを立ち上げたという記載があります。
 参考: http://www.amusement-center.com/project/egg/com.html
2013/08/05追記
現時点で私がお伺いした範囲の話を総合すると、板倉由次氏がFM77AV版以降の移植に関わっているのは間違いなさそうです。


(3) X1版の追加

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_07パッケージ3

1987年2月(未確定)にX1用テープ版が発売されています。価格は5,800円。
 参考: X1用テープ版についての記載があるサイト。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~ITTO/x1/softrpg.html
ちなみに、2013年7月にヤフオク!にてX1用テープ版が出品されており、オークションページの掲載されている写真から価格を確認しました。発売日まではわかりませんでした。
また、ソフトウェア自動販売機のTAKERUにおいて販売された「アスピック・スペシャル」5インチディスク版の発売日は1987年3月6日です。こちらの価格は4,800円です。こちらは店頭用のデモディスクを入手しました。

このパッケージはたぶんX1テープ版発売開始の頃に差し替わったであろうパッケージです。
(2)と比較するとX1シリーズ用画面として、2箇所がX1版の画面に変わり、3機種の画面が混在するようになりました。あとは(2)と同じ様です。

 取扱説明書の違い 

上記(1)のパッケージと(2)(3)のパッケージでは、取扱説明書にも違いがあります。

(ア)1ページ目

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_08取扱説明書1_中表紙
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_09取扱説明書3_中表紙
機種の所に「FM-77AV」と追記されています。

(イ)目次

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_10取扱説明書(1)_目次
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_11取扱説明書(3)_目次
PC-6001mkIIとFM77AVの両方に対応させるために記号を付けています。
また、ページも増えているようです。

(ウ)ストーリー

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_12取扱説明書(1)_ストーリー
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_13取扱説明書(3)_ストーリー
右側に機種の記号があります。各ページともこんな感じです。
実はもうひとつ気になるのは右下です。(Story:Sumie.T)と追加されています。今まで気づかなかった関係者の方です。

プログラムのロード方法などもFM77AV版が追加されています。

(エ)イラスト集表紙

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_14取扱説明書(1)_イラスト集表紙
[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_15取扱説明書(3)_イラスト集表紙

イラスト集の表紙です。白黒が逆転しています。

比較しているのは管理人が所持しているパッケージ(1)の当初版とパッケージ(3)なのですが、(3)の方にはX1の記載が一切有りません。X1版は取扱説明書が違ってたりするのでしょうか。なお、(2)のパッケージと(3)のパッケージの取扱説明書は同じ内容であるとの事です。

 2013年6月14日追記 X1記載有りマニュアル 

この記事を公開後すぐに、「X1の記載が入っている取扱説明書持ってるよ」と情報をいただきました。許可を頂いて写真を掲載します。パッケージは (3) と同じになりますが、上記のパッケージ(3)との違いは X1版に関する表記が有る事です。つまり、パッケージ(3)には X1の記載が無い物とある物が存在する事になるのでしょうか。

(ア)1ページ目

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_16取扱説明書(4)_表紙

X1の記載が追加されています。また、ページ下にページ数が書かれていますね。

(イ)目次

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_17取扱説明書(4)_目次

目次。X1 の記号が追加。また、当然のことながらロード方法やゲームの遊び方でX1に関する記述が追加されています。掲載はしませんが、プログラムのロード方法やデータセーブのやり方を見ると、X1 の テープ版に関する記述です。

また、前半のページ数も結構変わっています。

(ウ)ストーリー

[RPG]アスピック/(2)ゲーム紹介_18取扱説明書(4)_ストーリー

X1 の記号が追加されている以外は違いは見受けられません。強いて言うとすれば、写真ではくっつけていますが、実際の取扱説明書は見開きでは無い所です。

 まとめ 

このようにパッケージには複数のバージョンが存在します。
 a. 1986年8月7日(初回出荷)版。パッケージ(1)。
    ↓
 b. バグを修正して差し替えたバージョン。パッケージ(1)。 ※初回出荷を購入したユーザーにもテープを送付。
    ↓
 c. FM77AV版発売によるバージョン。パッケージ(2)。取扱説明書にFM77AV版の項目を追加。
    ↓
 d. X1版発売によるバージョン。パッケージ(3)。取扱説明書に変更は無し。
    ↓
 e. X1版発売後(?)のバージョン。パッケージ(3)。取扱説明書にX1テープ版の記載を追加。
    → 2013年6月14日追加

管理人が当時買ったのはたぶんc.以降のパッケージだろうと思います。一番最初のパッケージは出回った数が少ないかもしれません。
1つ疑問を感じるのは d. と e. のパッケージの存在。X1版発売により、マニュアルにもX1の記載が最初から有っていいはずなのですが、記載の無いパッケージ( d. )と記載の有るパッケージ( e. )の2つが現在確認されています。なぜ2つのバージョンが存在するのか。何かしら分かった事があればまた記事に反映させていきたいと思います。

しかし、発売から27年も経ってこんな違いを知る事になるなど露にも思いませんでした。これも資料提供にご協力いただいた皆様やTwitterで私の質問に答えていただいたり、資料を探しに協力してくれた方々のおかげです。

 Special Thanks to
   各種情報をご提供いただいたHashiさん、のりさん、MORIYAさん、ONDAさん。
   その他ご協力いただいた皆様。
   そして、私にアスピックを譲渡いただき当時の事を教えていただいた赤速さん。
   このパッケージがきっかけでブログの記事を書くことが出来ました。お礼を申し上げます。


ここに書かれている情報が全て合っているとは限りません。間違っている可能性も当然ありますので、何なりとご指摘いただければ幸いです。続きを読む

[RPG] アスピック / (1) ゲーム紹介

[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_01ジャケット画像[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_02タイトル画面

クリスタルソフトが1986年に発売したロールプレイングゲーム。1984年に発売されたRPG「リザード」の続編であり、PC-6000シリーズ用にリリースされた最後のRPGであると思われます。最初にPC-6001mkII版がリリースされ、その後FM77AV版、X1版、更にファミコンディスクシステム版と移植された珍しいゲームでもあります。

機種: PC-6001mkII / mkIISR / PC-6601 / SR
開発: クリスタルソフト株式会社
販売: クリスタルソフト株式会社
発売年: 1986年8月中旬~下旬と思われる。
定価: テープ版 4,800円 ※ディスク版は有りません。
メディア: テープ版…カセットテープ 1本組
付属品: イラスト集付マニュアル

前作「リザード」は呪いをかけられた姫を救う為に、伝説の古い塔を探検して「真実の書」を手に入れるというストーリーでした。「アスピック」は「真実の書」を手に入れた勇者が城に帰ってきた所から始まります。しかし、姫は魔法使いに連れ去られ、蛇の王アスピックと無理矢理結婚させられようとしていました。その姫を助けようとまた冒険に出発する物語です。人生は酷ですね。

「リザード」では塔の中を探検するRPGで一人称3Dの画面でしたが、「アスピック」では世界が広がり、地上はトップビュー、城や塔は3Dになっています。初期Ultimaに少し近いと言えましょうか。4つの世界を巡ってそれぞれに位置する塔を攻略し、必要なアイテムを取得して、アスピックの元に迫ります。また「リザード」では主人公の勇者の名前は任意でしたが、「アスピック」では「サムソン」に固定されています。

途中遭遇するNPCの剣士と話をしてパーティを組むこともできます。また、モンスターとの戦闘になると、画面下部にサイドビュー形式でキャラが表示され、ちょっとしたアクションゲームとなります。といっても操作は簡単なのですが。なお、戦うのはパーティーではなく、一人ずつです。

「アスピック」と言えば、何といっても物議を醸したであろうエンディングでしょう。ハッピーエンディングで終わる事が多かった当時のRPGとは相対する、プレイヤーを絶望に落とす内容でした。私も含め当時少年だった人たちはプレイしてしばらく鬱になったんじゃないかと思います(笑)シナリオを考えた方がどういう気持ちでこのエンディングにしたのかは想像できませんが、時代は既にファミコンブームであり、ドラゴンクエスト(1986年5月27日発売)が話題となっていました。またPCでもザナドゥやハイドライドIIなどのRPGが人気を博していた頃でした。それらは「悪の権化を倒し、世界に平和を取り戻す」という勧善懲悪のストーリーです。「アスピック」はそれらに対するアンチテーゼとしてこのエンディングを選んだのではないかと勝手に想像しています。

「軽井沢誘拐案内」のゲーム紹介の記事でも書いたのですが、管理人は1987年6月に札幌で(たぶん丸井今井札幌店のハドソンショップ)これを買いました。実は当時3Dが苦手でダンジョンに苦労したのですが、頑張って解きました。そして最後の展開にやられてしまいました(笑) 印象のすごく残っているソフトで、いつかもう一度手に入れたいと思っていましたが、期せずして譲り受ける事ができました。この場を借りてお礼を申し上げます。

 発売日及び開発者について 

Wikipediaの「アスピック」の項をみてみると、PC-6001版の発売は9月となっています。

発売日について資料の提供を募ってみた所、ラッセル社PCマガジン1986年11月号に

 1986.8.7(初回出荷の日)

との記載が有りました。また、ログイン1986年9月号(8月8日発売)の広告では「近日発売」、同10月号(9月8日発売)では「発売中」との記載がありました。これらより、明確に発売日は設けられておらず、8月7日に出荷を開始し、8月中旬~下旬には全国各地で販売を開始したと考えるのが妥当でしょう。

PCマガジン1986年11月号の記事。
[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_03PCマガジン8611

ログイン1986年9月号の広告より。
[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_04ログイン8609

ログイン1986年10月号の広告より。
[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_04ログイン8610

このPCマガジンの記事にはサムソンの履歴書なる物があり、その中に

 父 鴻野毅(作者) 母 石田龍彦(グラフィック)

ともあります。管理人が持っているパッケージの背表紙の部分には「by T.Kono」とあり鴻野毅氏ではないか?と予想していましたが、この記事で確定しました。グラフィックの石田氏は取扱説明書に載っているモンスターのイラストなども手がけられているものと思います。二人で全部を作ったのかというと疑問の残る所でありますが、こればかりは関係者の方のお話を聞く他ないでしょうね。ちなみに、この記事には制作者からのコメントが有り、サムソンは「アスピック主人公キャラクターオーディション」で選ばれたと書かれています。性格付けなんかもされていて面白いですね。

 2013年6月14日追記 発売日について 

先に話が少し外れますが、X1版アスピック・スペシャルはソフトベンダーTAKERUでの専売であり、価格が4,800円です。しかし、広告を見ると「市販価格 6,800円」と別に記載されており、これは何を指しているのだろうか?と疑問に思っていました。もしかして、X1の市販パッケージの事なのだろうかと思いつつ、いろいろ聞いてみたり、雑誌を見てもらったりいただいた所、これはFM77AV版の事を指してるんじゃないのかな?という指摘が有りました。(ちなみに(2) 発売から27年経って知った事ではX1テープ版及びディスク版のアスピック・スペシャルに関してもほんの少しですが述べています。)

この関係で雑誌「ポプコム」1986年9月号の広告を見せていただいた所、PC-6001mkII版が「8月中旬発売予定」と記載されていました。上の方で管理人は8月中旬~下旬に全国で販売を開始したのではないかと述べていますが、クリスタルソフトが8月中旬の発売を考えていたのは間違いないのではないでしょうか。

[RPG]アスピック/(1)ゲーム紹介_05ポプコム8609




(取扱説明書よりストーリー)

 「王様!真実の書を取ってまいりました!」やっと1人
の若者が真実の書を手にし、城へと帰って来た。しかし、
呪いをかけられ、真実の書を持つ者を待っているはずの姫
はいなかった。驚く若者に王は、これまでのことを話し始
めた。――姫に呪いがかけられてから、呪いをとくために
必要な「真実の書」を手に入れようと、何人もの勇者が旅
に出たという。しかし、これまで誰ひとりとして帰って来
た者はいなかった。そして最後に行った若者もまた、帰る
ことはあるまいと、あきらめていたのだった。
 そんなとき、つい3日前に、この国の南にある砂の世界
から魔法使いがやってきた。彼は、「私の力なら、この姫に
かけられた呪いをとくことができる。」と言い、そのために
は姫を砂の世界の塔へ、連れて行かねばならないと行った。
 そして王は、すがるような気持ちで、その魔法使いに姫
を預けることにした。その魔法使いひとりで姫を砂の世界
の塔へ運ばせるのが心配だった王は、選りすぐられた10人
の兵士をお供につけた。
 2日後、昨日のことだった、1人の兵士がこの世の物と
は思えぬ程の形相で城にたどり着いた。
 「…あの魔法使いは、たしかにお姫様にかかった呪いを
ときました。しかし、城へ帰す気などありません。魔界に
すむ、アスピックという毒蛇の王に頼まれ、お姫様を連れ
去り、無理やり結婚させようとしているのです。我々10人
は、なんとかお姫様を取り戻そうとしたのですが、半分は
塔の中で殺されてしまい、やっと塔から逃げ出せた5人も、
砂の世界の暑さのためつぎつぎと倒れてしまいました。
やっとのことで私だけが生きのびたのです。あの魔法使いの
いる、砂の世界の塔は、とても生身の人間が行ける所では
ありません。しかし、お姫様が魔界へ連れて行かれる前に、
一刻でも早く助けださねばなりません。そのためには、真
実の書を持った者が、海の世界へ行き、そこで………」こ
こまで話して、兵士は力つきた。

 王は、姫を助けてくれと、再び若者に頼んだ。真実の書
を持つ勇者サムソンは、お姫様との結婚を約束され、いく
らかのお金をもらって城を出た。再び彼の冒険が始まろう
としている。




―――そしてまだ終わりません。記事は更に続きます。 ―→ (2)へ。

(攻略情報を載せられるようになるまではまだまだ時間がかかりそうです。ごめんなさい。)続きを読む
昔を振り返る
その昔、PC-6001やPC-6601という名のパソコンが有りました。そのパソコン向けのゲームソフト等を紹介しています。
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